この度の西大寺会陽は新型コロナの影響で、新たな会陽の形式で開催されます。
これまでのような、裸の群衆が宝木を争奪するお祭りではありません。
500年以上続く天下の奇祭
国の重要無形民俗文化財に指定されており、日本三大奇祭として全国的に有名な西大寺会陽(はだか祭)。
厳冬の深夜、西大寺観音院の本堂 御福窓(ごふくまど)から住職が投下する陰と陽2本の宝木(しんぎ)をめぐって、約10,000人のまわしを締めた裸の男たちが激しい争奪戦を繰り広げます。その様子は、圧巻で勇壮そのもの。この宝木を取った者は、福男と呼ばれ、一年間にわたり福が得られると言われています。
西大寺会陽には個人でも参加することができ、着替え場所もあるほか、まわしや足袋も販売されています。当日参加も可能です。
また、会陽の夜には花火が打ち上げられ、あと祭りも約2週間にわたり開かれます。